テムズ河の潮汐を眺めつつ -3ページ目

大晦日2018

大晦日の朝、札幌でデパート等が開いている最後の日だけれどまだ38度の熱があり私はお留守番。家族はドン・キホーテやダイソーでの買い物を楽しんだよう。そして幅がきつかった透のブーツもABCマートという店で代わりを見つけられた。

午後4時からの約束に1時間遅れて両親の家で隣に住む叔母も一緒にお節、鮨、毛ガニ等のご馳走をいただいた。その後叔母宅に移動し紅白を4分の3程楽しんでから民泊に戻った。

強い痛み止めで気持ち悪くなってからは夜も服用していない。その代わりに仰向け厳禁にすると朝の激痛が弱まるのが分かった。ずっと横で寝るのも肩や腰に負担だが枕の高さを調節するとマシになる。

札幌は実家の家族と叔母と久しぶりにゆっくり話せたのは良かったけども観光は一切できずに寝込んで終わった。大きな窓からの天候や時間帯で刻々と変わっていく景色が慰めになった。子ども達が雪遊びを楽しんめたのも良かった。

私は内に家族は外に

昨夜飲んだ便秘薬のおかげで午前3時半、7時半、午後4時半にお通じが来ていつもの調子に戻った。3日ぶり。熱は昼は37度4分で夕方から38度1分。子どもの頃から夕方に熱がぶり返すのは頻繁にあった。
  透は朝に中島公園北の民泊の周辺を1人で散歩した。前日に警察24時とかなんとかいう題名の番組を見ていたら、買春問題で出て来た。よく見てみると普通のホテルもあるけど時間貸しの看板も見える。飲み屋街のススキノのすぐ南だしね。散歩してたら若いカップルばかり歩いていたって。チェックアウトの時間だったのかな。
  その後吹雪で視界0メートルになったが朝寝坊した子ども達が起き出した頃にはおさまっていた。透は子ども達を連れて中島公園で雪遊び、午後4時から香蓮を連れて4時間ウィンドーショッピングの後にスーパーで刺身、お惣菜、炒めるだけの味付き豚肉を買って来てくれた。前日に母と妹が届けてくれたご飯やサラダと一緒に夕食にした。
  私は家で安静にしていた。『西郷どん』の総集編や『レコード大賞』見ていられたので最悪の体調ではない。大晦日の明日には年越しを両親と妹と一緒にしたい。

救急病院へ

午前中、透と子ども達は中島公園で雪遊びをした。私はまた熱っぽい感じと昨日からの吐き気もあったので体温を計ったら38度9分の高熱が出ていた。実家に連絡したら母と妹が近所のスーパーで食料と薬を買い出ししてから来てくれた。
  ここでひと騒動。透がインターフォンでしたの玄関を解錠しようとして非常ボタンを押した!私はヨレヨレ、でも運良く民泊のお掃除の女性2人が通りかかってリセットの仕方を警備会社に電話して聞いてくれた。
  母妹夫の付き添いでタクシーで週末も開いている病院へ。受付で名前を書いてから問診票渡される迄に45分かかった。座る場所も足りずに病院の外のロビーに人が座り込んでいる状態だったので母妹には帰って貰った。問診票を書いてもトリアージはされている様子がない。私も免疫力下がっているがん患者だと書いたのに別室に隔離とか一切なし。
  結局2時間待ちでお医者さんに会えたが血液、血圧の検査も聴診もなし。熱とインフルエンザの検査だけはあって陰性だった。自分と夫が他の具合の悪い人から新たな病気を貰ってしまう危険をおかして行ったのにあまり意味がなかった。強過ぎない下剤は貰えてそれは効いたのでまあ良いか。イギリスから持参した説明書付きの痛み止めを見せても「英語だから分かりません。」と言われちゃったし。薬局ではParacetamolとかIbuprofen見せたら分かってくれてタイレノールとイブ出してくれたのに。

痛み止めの副作用

子ども達は家でゴロゴロさせて、透と父と一緒に街中で所用を済ませている間になんだか具合が悪かった。前日も普通に食事はできていたが薄っすらと気持ち悪かった。
  民泊まで戻ってエレベーターに乗っていたら急に吐き気がした。なんとか我慢してドアの前に来たら開かない!結局は風圧でかなりガシッと引かないとダメってだけだったんだけど。モタモタしている間に胃の中身が上がって来て暫く口の中に溜めて耐えてたけど決壊。ビニール袋持ってて助かった!
  夜中にトイレと朝に起きる時の激痛に耐えられずに奥の手の強い痛み止めを寝る前に飲み出したの、昨日から。そして今朝は朝起きる前にも服用した。薬の箱にも書いてある副作用だ。これじゃ使いたくない。

一緒に民泊まで来た父には23階からの景色を楽しんで貰えたみたい。透は子ども達を連れて中島公園で雪遊び、食事は適当にコンビニで買って来た。

東京から札幌に移動

朝7時15分に泉岳寺のホテルをチェックアウトして空港に向かった。来た時程の急行には当たらず到着は8時、それでもチェックイン時に行列を飛ばして貰う必要はギリギリでなかった。
  空港でトンカツサンドイッチを買いこんで機内で朝ご飯にした。大した遅れもなく新千歳空港に着いたが荷物が暫く出て来ずしかも私達のは1番最後の方だった。
  出迎えてくれた両親にお昼に回転寿司をご馳走になってから両親の家に行った。民泊のチェックイン時間まで暫くあったので。この日の気温は零下でコートを通して冷気が感じられた。
  タクシーで民泊へ移動しようと両親手持ちのタクシー会社のカードの番号にかけるがもう使われてないとか繋がっても1時間待ちとか。父がわざわざ駅前のタクシーランクまで行って2台をマンション前まで連れて来てくれた。
  部屋に入るのはスムーズに行った。23階で2ブロック程先にススキノの観覧車が見える。山も見える絶景。ただ風が吹くと手すりに共鳴して?!ゴォーン、ゴォーンとまるで洗濯機の中にいるみたい。高層マンションでは普通?夜中にもうるさくて目が覚めた。私の家族はみんな直ぐ眠りに戻れるから良いものの。繊細な人や眠りの浅い人には拷問だと思う。

ソニー歴史資料館、包装博物館、病院

この日は大人と子どもで完全別行動をした。私と透は3日後に閉館となるソニー歴史資料館、包装博物館を見学してからセカンドオピニオンを貰いに病院へ行った。大崎駅前がとても硫黄臭かった。まるで温泉みたい。何故だろう。駅ビルの中のレストランでランチを食べたが不味かった。

子ども達はお台場で半日過ごした後にホテルに戻った。詳細や写真は後日つけ加える。

荷物発送とJRパス

昨日の朝も今朝も腰の激痛に苦しみながら起きた。一旦起き上がればその後は大丈夫なんだけど。痛み止めさえ飲んでいれば多少は右足を引きずるけど歩ける。

この日はまず新宿へ行きお友達に送りたい荷物を発送。絆寿司で昼ご飯。都庁の展望台長蛇の列だったのでパス。JRパス予約証書をパス交換。混んでいなかったので窓口の人が4日の分まで座席指定もしてくれた!ラッキー。そうじゃなきゃ背後の別の窓口の行列に加わ必要があった。
  疲れたのでラッシュの前にホテルに戻った。香蓮はわざわざミスタードーナッツまで行ってから。
  またなか卯で夕食後に早めに空いた大浴場でのんびりと入浴した。神田川の歌詞と同じく我が家男性陣の方が長風呂だ。

羽田空港に到着

パリで乗り換えの後に羽田空港まで遅れもなく無事に到着した。空港でwifi端末レンタル予約していたのを受け取った。JRパス予約証書もパスに交換したかったが窓口はもう閉まっていた。泉岳寺駅前のホテルまで京急で3、4駅だった。とっても便利!7階で大した高さはない部屋でも新幹線が走っているのと話題の建設中の高輪ゲートウェイ駅のアーチも見えた。
  チェクインの後に近くのなか卯で夕ご飯にした。飲み屋みたいのも少しはあったけれど日曜日のせいか殆ど閉まっていた。なか卯に入ったのは初めて。食券を買うのに多少のまごついたので後ろに人がいなくて良かった。
  ホテルに戻り夜11時に大浴場へ。こんな遅い時間だけど案内通り(9時から12時は混んでいる。)に大混雑していたが露天風呂もあって嬉しい。

義理の母に留守宅とネコ達を託す

前日までカゼと病院の検査で殆どできなかった荷造りをした。義理の母も迎えに行った。それは良いのだが朝に昨日まではなかった新たな症状が出てしまった。

夜中に仰向けになって寝ると寝返りをしようとすると腰が痛くてできないし目が覚めてしまう。それでも朝には起きない訳には行かない。直接腹筋を使って仰向けから起きようとすると腰をバットで殴られるとこんな感じと思う激痛が走りできない。
  仕方なく横向きになってから下になった腕をベッドについて起きる。姿勢変える時に息が止まる程の激痛に見舞われるのは変わらない。一旦起きてしまうとその後は腰痛と骨盤痛はあるものの動ける。

出発直前まで旅行保険会社を探したけどがんや病気の人専門の会社でさえ余命半年以下の私を受け付けてくれる所は見つかっていない。

1日で病院に3回で荷造りできず

朝に主治医と面談した。CT検査の技師にも確認したが私の胸痛の原因になりそうな転移はないそう。単なる筋違いにしては1週間も100%の痛みが続いて軽くなってもどうやらコンピュータを使ったりスマホを使うと痛みがぶり返す。何なの?
 これは後からTちゃんに肋骨にヒビが入っているのではと言われて納得した。ヒビはレントゲンじゃなくて超音波で見ないと分からないだって。彼女のお友達はテニス原因だったけど、結構簡単にヒビ入るんだって。そういえば激しい咳で肋骨折れる事があるって聞いた気がする。現時点(12月30日)では痛みは殆ど消えた。
 先週の金曜日の面談の時には軽かった骨盤右側の痛みが増して、右足に体重をかけると痛む。背中も軽く痛む。そこで念の為強めの痛み止めも出して貰った。
 この日は帰国後の治療の内容スケジュールの確認をして同意書に署名した。埋め込みポートの掃除ができる看護師さんがおらず夕方に出戻るはめに。

2件目は半分自己負担で街中で急遽受けられるようになったライノグラム検査。埋め込みポート機能を確認して貰った。前回の抗がん剤点滴を受けた時になんか詰まるような不快感があり中止になったのだ。その時すぐに超音波検査して漏れはないらしいとは分かっていた。
 検査後に先生が画像を前にしてくれた説明は以下の通り。1番太い静脈ではなくて細いのに管が入っている。(点滴すんなり入って行かなかった気がしたのはそのせいか!)このポートこれ以上使えないから入れ替えないいけない。その場合は普通反対側に入れる。(この左側のポートを入れる時に右で上手く静脈だと思ったら動脈だったからって1つ余計に首に傷が着いてたんだけど?このポートに1つ針刺すだけで採血も点滴もできるって触れ込みだったのに1回しか成功せずに残り7回は無駄に腕から採血されなきゃいけなかったのもこのせいだって後で看護師さんが言ってた。)酷い。ポート設置した先生の能力を疑ってしまう。再手術は別の先生にお願いしたい。

夕方にまた郊外の病院に戻り、今となっては使い続けられないと決まった設置ポートの掃除を次の3週間問題がない程度に掃除して貰った。

旅行の荷造り全然進まなかった。