何が起きるか分からない一日 | テムズ河の潮汐を眺めつつ

何が起きるか分からない一日

朝目が覚めても自分がどちらを向いて進もうとしているのかが分かっていない。昨夜その会議に薬の副作用で眠ってしまったから。7時半、とりあえず朝ごはんを食べよう。

透と子ども達はいつも通り昼過ぎに現れた。イギリスには帰りたいけどこちらの主治医の先生の同意を得て帰りたい。酸素ボンベの手配をなーんて話していたら透が「ノ〜」と叫んだ。

なんと私達のエアフランスの12日土曜日の切符がキャンセルになった。キャンセルの理由は職員のストライキによる人手不足。子ども達は私の病気のせいでビジネスクラスにアップグレードした復路を楽しみにしてたのに。
 
悩んだ末にエアフランスの申し出に従い同じ条件で予約を13日の日曜日に移動した。ただし子ども達だけ。透が子ども達と
荷物を新青森駅から新幹線に乗せる。
  東京駅で私の友達が子ども達と待ち合わせて一緒に羽田空港国際線駅まで行く。Wifiレンタルの1セットを返却する。荷物をチェックインしてしまえば彼らは身軽。出国のセキュリティも大丈夫だろう。それとも母親が医療用麻薬摂取中との主治医からの手紙のコピーを持たせようか。
  イギリス側では義理の姉にまず我が家に立ち寄って車の鍵のスペアを入手してから空港での子ども達の送迎をして貰う。

私と透はエアフランスから切符代金の払い戻しを受ける。主治医が最初の予約に関して1番難色を示していた理由は「直行便ではない。」という点。それは私達も同じ思いだった。
  私と透は15日の水曜日の昼過ぎに羽田空港を出るANAかJALのビジネスクラスに乗る。最近では背中の痛みは大分良くなってきたので、時々起きる息苦しさの方が怖かったりする。酸素ボンベの備えはあるのか持ち込めるのかまだ手配中。

因みにこれらの変更や手続きをしているのは引き続きAさんと透。ありがとう。子ども達の東京駅での付き添いに協力してくれるお友達もありがとう!

子ども達が院内図書館から又吉直樹の『火花』を借りて来てくれた。読書する気力が出て嬉しいわ。