カウボーイ・ラーメン(Kaubōi Ramen) | テムズ河の潮汐を眺めつつ

カウボーイ・ラーメン(Kaubōi Ramen)

以前通りがかって気になっていたカウボーイ・ラーメン(Kaubōi Ramen)に入ってみた。

 

 

カウボーイ・ラーメンは隣のテキサス・ジョーズ・スロー・スモークド・ミーツ(Texas Joe's Slow Smoked Meats)という肉料理のレストランの姉妹店だ。

 

 

窓はこれだけで金属の線が入った不透明なガラスで外の景色は見えない。なんだか監獄の中みたい。壁にはアメリカ、テキサス関連の物と日本のレトロポスターが何枚も貼ってある。

 

 

左が私の食べた豚骨ラーメンで右がNちゃんの食べた醤油ラーメン。豚骨ラーメンには厚み1.5cm位のグリルしてある豚バラが、醤油ラーメンにはやはりグリルしてある牛肉がど〜んと乗っている。それ以外の具は4分の1枚ののり、味玉、ねぎ、コーン、もやし、紅生姜、メンマ1本。メンマのサイズから器の小ささが分かるでしょう?

 

 

不思議なテキサスと日本のフュージョンのラーメンだった。

 

器は普通のラーメン丼より3割位小さいサイズで麺の量は普通だがスープは少ない。ラーメンというよりつけ麺みたい。あるいはスパゲティーみたいに麺にソースが絡めてある程度というか。

 各種トッピングは全部冷たいまま乗せられていて、スープの量も少ないので麺の上の部分は冷えてしまっている。掘り起こすと中はそれなりに暖かいがぬる目だったような。
 メンマ、最近のラーメンにあまりついて来ないよね。少なくともロンドンのはそうなので懐かしくおいしく食べた。肉の塊もおいしかったけど歯ごたえバッチリで麺やスープと馴染むとは言えない。

 

私も沢山話しかけられて一気に食べなかったせいもあるが、このラーメンは熱々ではないという点で物足りなかった。麺、トッピングの味は肉以外は正統派、豚骨スープも普通のとは違う気がした。泡立ってネットリしていた。麺も割とざらっとした表面でツルツルっではなかった。

 

・・・なんだか真面目にグルメレポートしちゃった。

 

 

向かいのJさんx2はベジタリアンのラーメンを注文、途中から来たEさんはたこ焼きを注文した。たこ焼きもテキサス風?!でピリ辛のひき肉ソースの上に3つ4つたこ焼きが並んでいた!

 

テキサスと日本のフュージョンという所から、ロンドンの郊外のコックフォスターズにポーランドと日本のフュージョンのレストランがあると話題になった。この日集まった5人の内2人はポーランド人。どんな感じか試したい気がするが遠いな〜、地下鉄の終点だから。

 終点って行き先表示でしょっちゅう目にするけど降り立った事がないのが殆ど。これを機会にわざわざ行って見るのもまた一興かも。リタイアした人の特権〜。今調べたら家から片道1時間半かかる、かなりの負担!ランチなら良いけどディナーの後の1時間半はきついな。

 

JZちゃん、ラーメンとカムデンのビール奢ってくれてありがとう。ラーメン単体の値段は11ポンド(約1千584円)位だったと思う。ホームページがダウンしていてメニューが見られない。